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桑の木

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今は前橋でも殆ど見かける事のなくなった桑の木。

昔は桑畑が沢山あった。

かつて前橋は生糸(シルク)の一大産地だった。

その生糸は蚕(かいこ)の繭から作られる。

その蚕は桑の葉を食べて育つ。

生糸の一大産地であった前橋では当然のように養蚕が盛んだった。

その生産量はかなりのもので日本国内でも多くのシェアを占め、輸出産業の花形だった。

かつて世界中のものが集まったロンドン市場では、”マエバシ”と言えば生糸の事だった。


今では市内に製糸工場は一つしか残っていないらしい。


そんな事など眼中にない幼少の頃、
桑畑といえばそれは遊び場であり、口の中を紫色に染めながら食べた桑の実はおやつだった。


D7000・AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

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コメント

養蚕農家出身の私には超懐かしい話です。
冬になり霜が下りると桑の葉がパサッと音を立てて落ちるんですよね。
桑の実は「ドドメ」と呼んでました。「腹を下す」から食べてはいけない
ことになっていました。もちろん食べましたけど。

投稿: Danbe | 2011年8月23日 (火) 18:30

>Danbeさん

 コメントありがとうございます。
 「ドドメ」、懐かしい響きです。

 うちも、両親の実家では養蚕してました。
 興味本位に蚕を孵化させたりしたら、家の壁に卵を産みつけられたりして怒られたりしました。

投稿: TOMOWL | 2011年8月24日 (水) 00:09

地図の記号で田んぼ、畑、の次に覚えるのが桑畑でした。それくらい日本人には馴染みのある風景だったんでしょうけどね。近所でも段々見かけなくなりました。

投稿: Tajiri | 2011年8月24日 (水) 08:09

>Tajiriさん

 かつて前橋は生糸の生産工場の高い煙突が立ち並んでいたそうです。
 それは殖産興業に活気づいていた日本の景色の一つだったのだと思うのです。
 
 しかし、約四半世紀程で、私にとっての思い出の景色の一つはほぼなくなってしまいました。
 不思議な感じです。

投稿: TOMOWL | 2011年8月25日 (木) 19:00

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